電子情報通信学会Fundamentals Reviewに三浦教授の解説記事が掲載

電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティFundametals Reviewの
2023年16巻3号に三浦教授の解説記事が掲載されました。
三浦研の研究テーマについても幅広く解説されています。
無料で閲覧ダウンロード可能です。

「情報空間と物理空間をつなぐ集積システムのカタチ」
三浦 典之
https://www.jstage.jst.go.jp/article/essfr/16/3/16_147/_pdf/-char/ja

ASP-DACで梁徳華君が発表

2023年1月16日~1月19日に東京・お台場 日本科学未来館で開催されたASP-DAC2023において、梁徳華君 (D2) が研究成果を発表しました。

  • Dehua Liang, Hiromitsu Awano, Noriyuki Miura, Jun Shiomi, “DependableHD: A Hyperdimensional Learning Framework for Edge-oriented Voltage-scaled Circuits”

ISSCC 2023にて2編の論文が採択

2023年2月19日~23日に米国サンフランシスコにて開催される世界最高峰の集積回路の国際会議International Solid-State Circuits Conference (ISSCC)に三浦研の論文が「2編」採択されました。

13.3
“A Triturated Sensing System”
N. Miura, K. Naruse, J. Shiomi, Y. Midoh1, T. Hirose, T. Okidono, T. Miki, M. Nagata
Osaka University, Suita, Japan; Kobe University, Kobe, Japan

13.4
“A Self-Programming PUF Harvesting the High-Energy Plasma During Fabrication”
K. Naruse, T. Ueda, J. Shiomi, Y. Midoh, N. Miura
Osaka University, Suita, Japan

ISSCCは、Google Scholarのコンピュータ設計カテゴリ(※)で、最高のImpact Factorを有する世界最高峰のトップカンファレンスで、Apple/Google/Tesla/Intel/IBMなどの世界のトップ企業が開発した最新のICチップが世界で初めて発表される場「半導体のオリンピック」です。

日本からの発表は、全部で10件で、三浦研の採択論文数は、Sonyと並ぶ2編となっており、東工大の4編に次ぐ機関別では日本で2番目の採択論文数です。

また、13.4については、学部4回生の成瀬君が現地サンフランシスコにて、発表予定であり、学部生がISSCCで論文発表するのは、快挙です。

ISSCC Web Site:
https://www.isscc.org/

ISSCC 2023 Advance Program:
http://submissions.mirasmart.com/ISSCC2023/PDF/ISSCC2023AdvanceProgram.pdf

※Google Scholar Impact Factor Ranking:
https://scholar.google.co.jp/citations?view_op=top_venues&hl=ja&vq=eng_computerhardwaredesign

ナノテスティングシンポジウム2022 (11/8-10)

2022年11月8日~11月10日に千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)で開催された ナノテスティングシンポジウム(NANOTS)2022 において、御堂義博 先生と西原 大地 君 (M1) が研究成果を発表しました。事務局運営にも協力しました。

  • 西原大地, 御堂義博, Youyang Ng, 山根 統, 伊藤 剛, 藤原 剛, 塩見 準, 三浦典之, “物理的な雑音特性の異なる画像の分類におけるドメイン適応”
  • 御堂義博, 武本侑己, 塩見 準, 三浦典之, “複雑系データから複数支配方程式の抽出が可能なデータ駆動型探索法”

CREST課題(情報計測)の共同研究成果がScienceに掲載

CREST「計測技術と高度情報処理の融合によるインテリジェント計測・解析手法の開発と応用」研究課題において実施した、九大・日立・阪大による共同研究 「AI と大規模画像処理による電子顕微鏡法の技術革新」の研究成果が、Scienceに掲載されました。九州大学HP日本経済新聞EurekAlert!にてプレスリリースも発表されています。

御堂特任准教授が電子顕微鏡像の画質改善を担当しています、詳細は次のページで公開しています。

DAシンポジウム2022 (8/31-9/2)

2022年8月31日~9月2日に三重県鳥羽市で開催された DAシンポジウム2022 −システムとLSIの設計技術− において、南口和生 君 (M1) が研究成果を発表しました。

  • 南口 和生, 御堂 義博, 三浦 典之, 塩見 準, “集積回路より漏えいする電磁波の電源電圧依存性モデル”

信号処理研究会 (8/25-26)

江木悠貴 君 (M2)、川村康輔 君 (M2)、佐々木輝 さん (B4) が沖縄県石垣市で開催された信号処理処理研究会 (SIP) にて発表を行いました。

  • 江木悠貴, 筧玲央, 御堂 義博, 塩見準, 三浦典之, “感情推定のための高重要度生体センサ選択による身体負荷低減効果の評価”
  • 川村康輔, 久保田康裕, 永田真, 御堂 義博, 塩見準, 三浦典之, “静電容量型タッチセンサの計測中間値を利用した高信頼電子筆跡認証方式の検討”
  • 佐々木輝, 川村康輔, 御堂 義博, 塩見準, 三浦典之, “固有PRNUに基づく撮像カメラデバイス同定技術のインフラ監視システムへの応用”

梁 徳華 君 (D1) が IEICE VLD Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2022 を受賞・記念講演

梁 徳華 君 (D1) が 2022年3月7日に開催された 電子情報通信学会 VLD研究会 にて、Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2022 を受賞しました。国際学会 ASP-DAC 2022 での発表に対する表彰です。ASP-DAC 2022 で発表された論文は、Best paper candidate に選ばれました。

同賞に対する詳細はこちらを参照。

  • IEICE VLD Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2022 (Dehua Liang)
    “DistriHD: A Memory Efficient Distributed Binary Hyperdimensional Computing Architecture for Image Classification,” in Proceedings of the 27th Asia and South Pacific Design Automation Conference (ASP-DAC), pp. 43-49, Jan., 2022.
  • Dehua Liang, Jun Shiomi, Noriyuki Miura, Hiromitsu Awano, “[記念講演]DistriHD: A Memory Efficient Distributed Binary Hyperdimensional Computing Architecture for Image Classification,” 信学技報, vol. 121, no. 412, VLD2021-84, pp. 44-44, 2022年3月. (招待有)

学生メンバー更新

M2の3名が無事に修了を迎えました。社会で活躍されることを願っています。
また、新たにB4が6名(早期配属生を含む)配属されました。顔ぶれ新たに研究生活をエンジョイしていきましょう。

JAXAから感謝状~探索・分析する自然言語系人工知能(AI)システムに関する共同研究~

JAXA・山口大学(岡本 和也教授、間普 真吾教授ら)・大阪大学(野村光准教授ら)との共同研究「探索・分析する自然言語系人工知能(AI)システムを用いた知見・教訓の利活用に関する共同研究」において、多大な貢献したことによりJAXAより感謝状が贈られました。

https://www.ist.osaka-u.ac.jp/japanese/news/2022/03/jaxaai.html
https://www.es.osaka-u.ac.jp/ja/whats-new/2022/04/jaxaai.html

御堂 義博 特任准教授
博士前期課程2年 武本侑己さん
博士前期課程1年 江木悠貴さん