ナノテスティングシンポジウム2023 (11/7-9)

2023年11月7日~11月9日に千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)で開催された ナノテスティングシンポジウム(NANOTS)2023 において、大家政洋さん (ナノスコピック半導体DX共同研究講座 特任研究員)、西原 大地 君 (M2)、淺野 修一朗 君(M1) が研究成果を発表しました。事務局運営にも協力しました。

  • 大家政洋, 岡本陽介, 中澤伸一, 丸山浩太郎, 山崎裕一郎, 御堂義博, 三浦典之, “高加速SEMのシースルーBSE画像における高度な下層パターン輪郭抽出機能開発”
  • 西原大地, 御堂義博, Youyang Ng, 山根 統, 高橋真麻, 伊藤 剛, 塩見 準, 三浦典之, “画像分類のドメイン適応における未知クラスの影響評価”
  • 淺野修一朗, 御堂義博, 塩見 準, 三浦典之, “電子顕微鏡と被写体の物理的特徴量空間の関係性解析”

DAシンポジウム2023 (8/30-9/1)

2023年8月30日~9月1日に石川県加賀温泉で開催された DAシンポジウム2023 −システムとLSIの設計技術− において、口頭発表と表彰が行われました。

●口頭発表
『暗号回路に対する電磁波解析攻撃に必要な波形取得回数の電源電圧依存性モデル』
南口和生,御堂義博,三浦典之,塩見準

●表彰
情報処理学会 SLDM研究会 優秀発表賞
受賞者:松尾 亮祐
論文名:3入力関数に対するゲート数最小の光クロスバーゲートロジック回路の列挙
著者:松尾亮祐,湊真一(京大)

IEICE HIPで前 綾香さんが発表

2023年5月15日~5月16日に沖縄産業支援センター(沖縄県那覇市)で開催された ヒューマン情報処理研究会(HIP) において、前 綾香 さん が研究成果を発表しました。

  • 前 綾香, 御堂義博, 塩見 準, 弓場 徹, 三浦典之, “近距離向けRGB-Dカメラを用いた嚥下時の喉頭運動計測,” 信学技報, vol. 123, no. 25, HIP2023-33, pp. 163-165, 2023年5月.

LSIとシステムのワークショップ2023にて成瀬 厚太郎 君 (M1) がIEEE SSCS Kansai Chapter Academic Awardを受賞

2023年5月9日~5月10日に東京大学武田先端知ビル(東京都文京区)で開催された LSIとシステムのワークショップ2023におけるポスター発表で、成瀬 厚太郎 君 (M1) がIEEE SSCS Kansai Chapter Academic Research Award を受賞しました。

成瀬厚太郎, 上田貴之, 塩見準, 御堂義博, 三浦典之, “胎動回路のPUF応用”

HWS研究会(4/14-15)

2023年4月14日~4月15日に湯布院公民館(大分県由布市)で開催された ハードウェアセキュリティ研究会(HWS) において、川村 康輔 君 (卒業生)、南口 和生 君 (M2)、池本 龍生 君 (M1)、成瀬 厚太郎 君 (M1) が研究成果を発表しました。

  • 川村康輔, 久保田康裕, 永田真, 塩見準, 御堂義博, 三浦典之, “センサ固有特性のPUF利用による計測データと計測デバイスの同時認証”
  • 南口和生, 御堂義博, 三浦典之, 塩見準, “暗号回路から漏えいする電磁波の電源電圧依存性モデル”
  • 池本龍生, 藤井聡一朗, 山下憂記, 永田真, 塩見準, 御堂義博, 三浦典之, “物理攻撃センサを利用した部分鍵更新機能付きAES暗号プロセッサ”
  • 成瀬厚太郎, 佐々木輝, 川村康輔, 塩見準, 御堂義博, 三浦典之, ”固有PRNUを利用したインフラ監視カメラの計測セキュリティ”
  • 成瀬厚太郎, 上田貴之, 塩見準, 御堂義博, 三浦典之, “胎動回路のPUF応用”

令和4年度 卒業式・修了式

3月23日に令和4年度の卒業式・修了式があり、三浦研所属の学部生6名、大学院博士前期学生4名が無事卒業・修了しました。おめでとうございます!

当日夜に追いコンを開催して、研究室を巣立っていく一部の学生さんたちを激励しました。

梁 徳華 君 (D2) が IEICE VLD Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2023 を受賞・記念講演

梁 徳華 君 (D2) が 2023年3月2日に開催された 電子情報通信学会 VLD研究会 にて、Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2023 を受賞しました。国際学会 ASP-DAC 2023 での発表に対する表彰です。

同賞に対する詳細はこちらを参照。

  • IEICE VLD Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2023 (Dehua Liang)
    “DependableHD: A Hyperdimensional Learning Framework for Edge-oriented Voltage-scaled Circuits,” in Proceedings of the 28th Asia and South Pacific Design Automation Conference (ASP-DAC), pp. 416-422, Jan., 2023.
  • Dehua Liang, Hiromitsu Awano, Noriyuki Miura, Jun Shiomi, “[記念講演]DependableHD: A Hyperdimensional Learning Framework for Edge-oriented Voltage-scaled Circuits,” 信学技報, vol. 122, no. 402, VLD2022-93, pp. 111-111, 2023年3月. (招待有)

ISSCC 2023 にて2件の論文を発表

集積回路設計のトップカンファレンスISSCCにて三浦先生とB4の成瀬君がそれぞれ論文を発表しました。米国時間の2023年2月21日10:15AMから始まったSession 13: Ideas for the Futureの中で、粉末状の超小型コンピューティングシステムを三浦先生が、半導体製造中のプラズマエネルギーで動作する「胎動回路」をB4の成瀬君が発表しました。

13.3
“A Triturated Sensing System”
N. Miura, K. Naruse, J. Shiomi, Y. Midoh1, T. Hirose, T. Okidono, T. Miki, M. Nagata
Osaka University, Suita, Japan; Kobe University, Kobe, Japan

13.4
“A Self-Programming PUF Harvesting the High-Energy Plasma During Fabrication”
K. Naruse, T. Ueda, J. Shiomi, Y. Midoh, N. Miura
Osaka University, Suita, Japan

ISSCC Web Site:
https://www.isscc.org/

ISSCC 2023 Advance Program:
http://submissions.mirasmart.com/ISSCC2023/PDF/ISSCC2023AdvanceProgram.pdf

ナノスコピック半導体DX共同研究講座の設置

東レエンジニアリング先端半導体MIテクノロジー株式会社(TASMIT)との共同研究を推進する講座として、ナノスコピック半導体DX共同研究講座が情報科学研究科に設置されました。微細半導体構造の高度DX技術を開発する三浦研との共同研究を中心に活動を開始します。